Emiamy’s blog

飛び立った先に見えたもの。

That place is alive, I am...

 

バンフに住むきっかけになったのが、

アンバサダーパスを取るときに見た

バンフの町の紹介ビデオの最後にあった

This place is alive, are you?

 

っていうフレーズだった。

 

次々に出てくる雄大なロッキー山脈が

その全てを飲み込んでしもうほど美しい自然たちが

生き生きしている映像を見て

作り手の思惑通り、

それはもう心の底から感動してしまって。

 

看護師5年ちょっと働き、身も心も荒んだ自分は

生きてるのか死んでるのか、

心から笑ったり楽しんだりできてなくて

生きた心地がしなかった。

 

 

だからこそあのビデオを見て、

私もここで 

‘I am alive, truly I am.’

って大きく自信持って叫べるような人生を送りたいと思ったのね。

 

 

紆余曲折、

いろんなことを経験して、

何度も泣いたし、笑ったし、

助けられたし助けたし、

どんどん張り詰めていた糸が解けて。

 

友達と近くの山に登って、

息絶え絶えになっても

‘I AM ALIVE. I FEEL  IT.’ って叫んで。

 

第二の青春みたいな時間だった。

 

 

帰国後、

今までの自分とは完全い違った自分になっているようで、

気持ちと心がついていけない。

 

人生を謳歌する人たちが

一気に周りからいなくなったようで、

 

この社会に戻り生活をしようとすればするほど

「人生楽しい!」と思える瞬間が0になった気がした。

 

カナダで学んできた、

体全身を使って人生を学んできた

と思ってたけど、

それはすべて

この社会の中では絵空事のように

忘れなければ

生きていけなかった。

 

 

このギャップは、

私だけが感じるのか、

ほかのワーホリ帰国者も感じているのか。

 

なんとも。

息苦しい。

 

 

 

 

それでも、すこしずつ

日本に住むことで見えてきたのは、

ここではここでの感じ方があるということ。

 

今ある環境でも、

緑の葉っぱが夕陽に照らされて

キラキラ輝いてることにも、

春が終わって一気に緑が増えたことも

そこに「あぁ生きてるんだな」って思えるようになったことも。

 

 

 

カナダで過ごした1年があるから

こんな小さい、ちょっとした幸せみたいなものを見つけられる。

 

それでいい。

f:id:Emiamy:20200514174533j:imageこれがまた、次どこかにつながっていく、はず。