Emiamy’s blog

飛び立った先に見えたもの。

アウトプットしたいと思ったら。

 

 

 

 

日本にいる頃、

インプットの方法は見つかっても

アウトプットの方法って

なかなか見つけられなかった。

 


自分の話す英語が合ってるのか

どうかも分からず、

どんどん話すことに

不安が大きくなっていった。

 

 

ふと、

 

誰かに話すのが不安なら、

まずは自分の中で言葉にしていったらいい。

 


そう思って、

仕事の帰り道や料理をしている時に

今日あった出来事や

自分の今の感情を

頭の中で英語でつぶやいていた。

 

 

 

家にいる時は声に出して、

分からない単語や

言葉に詰まった時は

その場で調べて始めから言い直して。

 


時間がある時は

それをノートに書き出したり

ツイッターに英語で投稿してみたり。

 


そうすることで

少しずつ、

英語の脳に切り替える練習ができて、

学んだことや考えたことを、

 


まず、

 

 

声に出す

 


っていう練習ができた。

 


ただ、

一人で話す分には自信が持てても

対話できなければ意味がない。

 

 

 

色々探している中で

 


Meetup 

 


を見つけた。

 


一種のイベント掲示板みたいなもので

語学や登山、

色々なジャンルのイベントがあって。

 


その中で

Language Exchange

を発見。

 


英会話のイベントは沢山あって、

それぞれ費用もバラバラ。

 


中にはPubみたいな場所で

会費3000円の

飲みサーみたいな雰囲気のものもあった。

 

 

 

 


各イベントの主催ページを見て、

英会話が主体のイベントを

いくつか絞って

仕事終わりや休みの日に参加。

 

 

 

よく通っていたのは、

カフェで1ドリンク買えば

誰でも参加できる

英会話カフェ。

 


英会話の上級者と初級者に分かれて

それぞれフリートーク。

 


そこで仲良くなった人たちと

話し続けて、

気づけばカフェで

3時間以上経ってたことも。

 


海外からの観光客で

日本人と交流したい人も

時々参加していたから

その人たちの国のことや

旅のこと、好きな日本食のこと、

オススメの場所、、

話し出したら面白くて止まらなかった。

 

 

 

少しずつ外国人に関わることに慣れ、

文法や単語がわからなくても

まず話したい、伝えたい気持ちが増え、

 


自然と

英語に対する恐怖心や不安、劣等感が

減ってきた。

 

 

 

そこで仲良くなった

日本在住のアメリカ人の人と

Meetup以外でも

時間が合えば一緒に出かけて、

お互い教え合うように。

 



 


今から2時間は日本語で話して

次の2時間は英語で話そう!

 


とルールを決めて、

話題は特に決めずに

今日あったことや見つけたこと、

考えたこと、

それぞれの国の文化やイメージを

お互い話しながら

間違っていたり単語が出なかったり

簡単な言い回しや

スペル、漢字までを

お互いが教え合う。

 

 

 

 


この、

外国人と日本語で話す時、

すごく戸惑った。

自然に話してしまうと

正しい日本語から遠ざかってしまう

ような気がして、

教えるのが私でいいのか不安になった。

 


関西弁も出るし、

擬音語も使うし、

知らん間に倒置法も使ってて、

主語がない時もある。

 

 

出来るだけ、正しく話そうとしても

なんだかぎこちない。

ここまで意識して

日本語を話したことがなかった。

 

 

ここで気づいた。

 

 

 

 


自分も言わば、

日本語のネイティブスピーカー。

でも教科書通りに喋ってない。

アレアレ!でごまかすことも、

スラングを使ったりもする。

 

 

 

英語もたぶん一緒。

話し言葉で

完璧

なんて多分ない。

日本語ですら完璧に話してないんやもん。

文法どうこう気にしすぎんでもいい。

正しい英語ばっかり

気にせんでもいい。

 

 

 

 

 

日本語を教えてて、

このことに気づいてから

話す時の肩の力が抜けて、

 


もっと

聞きたいことが聞けるように、

言いたいことが言えるようになった。

 

 

 

日本を出る前、

少しでも国内を旅したくて、

名古屋、浅草、北海道、広島

たくさんまわって、

泊まるところは

ゲストハウスを選んだら、

 


海外からの観光客の人たちと

関わる機会も多くて

旅の思い出が倍以上になった。

 

 

イスラエル人に囲まれて、

アサヒビールで乾杯する夜も、

 

フランス人カップルと

梅酒で乾杯することも、

 

シンガポール人家族と

朝食を一緒にすることもあった。

 

 

 


英語を話すことに対する

自分の中の概念みたいなものが変わって、

肩の力が抜けて、

いろんな人と話して、

知らなかった世界が

身近な世界に変わる。

 


だんだん

自分と世界の距離が

縮まっていくような感覚。

 

 

 

 


英語を話したい、

アウトプットの場所が欲しい

その気持ちから始まって

動き出したら

それ以上の収穫ができた。

 

 

 

今、

それでもやっぱり、

ネイティブが集まって

弾丸トークを繰り広げる中には

うまく入っていけない。

 

まだまだこれから。

耳を慣らして、

肩の力抜いて、

チャレンジしていくしかない。